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イギリスのジュエリーとは

イギリスのジュエリーはシルバージュエリーです。

イギリスジュエリーには、ホールマーク(Hallmark)が刻印されています。

ホールマークとは、品質保証の検定印のことです。

アンティークの銀製品は注文製作や貴族のお抱え職人によって製作されることが多く、ブランドというものがあり
ません。

ですから、検定を行って品質を保証することが重要となるのです。

中世のイギリスではロンドンの銀細工工業者の機関である「ゴールドスミス・ホール」が管理をして検定印を打っ
ていました。

ゴールドスミス・ホールという社名から、イギリスのジュエリーに刻印されているマークのことをホールマークと
呼ぶようになったのです。

ホールマークはたいへん重要なマークで、このマークがなければ金や銀の製品として品質を認められないのです。

ホールマークを見ると、その製品がいつどこで作られたどんな品質のものかが分かるようになっています。

ホールマークの種類には、スタンダードマーク、タウンマーク、デューティーマーク、デイトレター、メーカーズ
マークがあります。

スタンダードマークはいちばん重要な意味を持つマークで、銀(スターディングシルバー)でできていることを表
します。

スターディングシルバーとは、銀92.5%に強度を補強するための銅などの合金をしていることです。

スタンダードマークがついていないものは、銀以外のものでできている、もしくは92.5%という基準値を満たして
いないということになります。

スタンダードマークは横向きのライオンのマークですが、一時期(1697年~1719年)、基準値が95.8%に引き上げ
られたときがあり、そのときには女性のマークが刻印されています。

タウンマークは、その製品がどこの検定所で検査されたのかを表すマークです。

町によって刻印のデザインが異なり、年代によっても微妙に形が異なっています。

デューティーマークは、かつて銀に税金が課せられており、検定所において税金が支払われた印です。

税が廃止される1890年までは、一時期廃止された1758年~1784年に製作されたものを除き、そのときの主君の
マークが刻印されていました。

デイトレターは15世紀の後半から刻印されるようになったマークで、製品が検査を受けた年を表すマークで、1年
1年マークが異なります。

メーカーズマークは、製作した工房のマークです。

銀製品の品質を保証するために、製品にあらかじめ登録しておいたマスター金銀細工士のマークを刻印することが
義務付けられているのです。

その他、EPNSマークという銀メッキであることを示すマークもあります。

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